キッチンの機能性だけでなくデザインも重視してプランニングを行うケースが増えてきています。浄水器を設置する場合には、キッチンの見た目にどのような影響を与えるのかを考えて機種選びを行うという人も多く、スタイリッシュなデザインの製品が人気を集めるようになっています。据え置き式のタイプは、機能性に特化した関係上小型化することが難しいために、設置場所はキッチンのシンク周りになります。デザインも高級感を出したりスリムにしたりと工夫が見られますが、存在そのものを目立たなくするという観点では、蛇口一体型の浄水器がベストでしょう。

システムキッチンの一部として統一感のあるデザインで、浄水器を設置しているとは思えないほどすっきりとしたデザインが特徴です。人気のポイントにはランニングコストの安さも挙げられます。カードリッジ交換によって浄水機能が維持できるというのはその他の方式と同様ですが、交換するカードリッジが安価であるにもかかわらず浄水能力が高いという点が支持されています。水道水の水質や利用者の好みによって、浄水性能の違ういくつかのタイプのカードリッジがあり、もっともお手頃なタイプのフィルターであれば、ランニングコストを大幅に低くおさえながら綺麗な水を入手することが可能です。

一般的な後付のタイプや手軽なポット式と比較すると本体の価格帯は上になりますが、蛇口一体型の浄水器はデザインを重視する方やランニングコストを重視する方に人気のあるタイプとなっています。