これまでボトルで水を買う習慣のなかった家庭でも夏場など水道から直接水を飲むことが多くなると、よりおいしく安全な水を飲みたいと思うものです。水道をひねった途端、鉄くささや匂いがするような場合には、躊躇することなくすぐにでも浄水器を取り付けて飲み水のコンディションを改善したいところですし、冷やせば気にならなくても常温で口にすると独特の口当たりが言われてみれば気になるという場合でも、浄水器を試してみれば違いが分かるはずです。どの浄水器を選ぶかというところで、その種類や機能の多さに圧倒されることになるのですが、大きく分けて幾つかに絞ることができます。まずメーカーですが、例えば人気の高い大手なら数社がシリーズで出しています。

機能もそうですが、見た目のサイズやデザインも判断基準となります。キッチン、特に水まわりはスペースがありそうで意外とそうでもなく、どっしりと据え置くタイプは高機能な反面、かなり場所を取ります。やはり人気はコンパクトな蛇口取り付け型ですが、本体とフィルターカセットを両方で見ると、とにかくシンプルでスリムなものから使用量やフィルター取り替え時期を知らせるメーターなどがついたタイプまで様々です。シンプルなものは機能もさほど多くなく、基本的な浄水ができればいいという人向け、ここはフル機能であらゆる浄水を求める人ならサイズはさておき、機能優先で比較するとよいでしょう。

値段があまり張らないものが人気ですが、使用量によってフィルター交換をすることになりますから、頻繁に交換する必要があれば結局は割高になります。本体価格とともにフィルター交換頻度や価格も比較するのが賢明です。