システムキッチンを新しく購入するときや、キッチンをリフォームするとき、水栓に浄水器を取り付ける人が増えています。浄水器を取り付ける前は、水道水をそのまま使っていたり、ミネラルウォーターを買っていたという人も少ないようです。では、浄水器を取り付けるメリットは、どこにあるのでしょうか。まず一つ目は、簡単においしい水が飲めるところにあります。

水道水は、カルキや塩素が含まれていて、フィルターを通すことによって、それらの成分を除去してくれるのが浄水器です。最近では、フィルターも高性能のタイプもあり、トリハロメタンなどの発がん性物質を取り除いてくれるタイプもあります。フィルターの交換も簡単なものであれば、手元で入れ替えるだけのものもあり、価格も年間で１５０００円前後とそれほど高くはありません。二つ目は、ミネラルウォーターを買って飲むのとでは、ランニングコストは、浄水器の方が安くなります。

三つ目は、ミネラルウォーターやウォーターサーバーは、置き場所も必要になりますが場所も取りません。最近では、蛇口に簡単に取り付けるだけのタイプや、水栓と一体型になったタイプ、キッチンに据え置くタイプなど種類もさまざまです。蛇口に取り付けるタイプは、簡易的ではありますが、値段もお手頃で取り付けも簡単というメリットがあります。水栓と一体になっているタイプは、見た目がすっきりします。

キッチンに据え置くタイプは、本体の価格は高価なものが多いですが、性能面においても良いものが多く、水道水と浄水が別々なので、同時に使えるというメリットがあります。購入をお考えのときは、使いやすさや機能面、価格を考慮しながら選ぶことをおすすめします。